【海外市場の注目ポイント】米中貿易協議など
きょうも前日に続いて英ロンドンで米中貿易協議が行われる。1日目の協議が終わったあと、ベッセント米財務長官は「良い話し合いだった」、ラトニック米商務長官は「実りあるものだった」、トランプ米大統領は「良い報告しか届いていない」と述べており、米国サイドからは協議が米国にとって悪い方向に進んでいることを示唆するような話は出てきていない。米国が非難する中国の対米レアアース(希土類)輸出の停滞について、中国が改善を約束するようであれば、米中貿易摩擦の激化による米国の景気先行き不安が後退し、ドルが買われる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、欧州の中銀関係者が発言することになっている。日本時間午後4時10分にビルロワドガロー仏中銀総裁の講演、同午後5時にホルツマン・オーストリア中銀総裁の会見、レーン・フィンランド中銀総裁の会見が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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