ポンドドルは1.29ドル台で上下動 第1四半期は個人消費が英景気を支える可能性も=NY為替
きょうの為替市場はドル売りが優勢となっていたものの、ポンドも軟調で、ポンドドルは1.29ドル台での上下動に終始した。本日は第4四半期の英GDP確報値が公表され、年末の英経済が低迷していたことを裏付けるものとなった。
ただ、この日発表の2月の英小売売上高は1月同様に予想外の強さを見せた。2025年の第1四半期は個人消費が英景気を支える可能性もあるとの指摘もエコノミストから出ている。
高い貯蓄率がGDPの伸びを抑制し続けているが、小売売上高の数字からは、家計がより自由に消費し始めている可能性があるという。一方、増税、世界的な不確実性の高まり、消費マインドの低迷という重荷に苦しむ経済の全体像は依然として変わっていないとも述べている。
GBP/USD 1.2945 GBP/JPY 193.86 EUR/GBP 0.8363
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
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