日銀は柔軟性を保つ必要 日本はスタグフレーションの綱渡り=NY為替
本日は日銀決定会合が開催されたが、海外のエコノミストからは、中東紛争と最近の円安に対応する日銀の最初の正式な機会となった今回の決定会合で、金利は据え置かれたものの審議委員の投票行動は6対3となり、早ければ6月にも利上げが行われる可能性が高いことを示しているとの見方が出ている。
ただ、これ自体はほぼ織り込み済みで、市場は年内残りの期間で約2回の利上げを見込んでいるが、日銀がそれ以上の利上げを行うハードルは高いという。理由として、日本はスタグフレーションの綱渡りをしている点を挙げている。日本のエネルギー自給率は主要経済国の中で最も低い水準の1つで、外部ショックにさらされやすい。コストのかかる補助金プログラムは他の財政施策とともに財政を圧迫するという。このため、日銀は需要の破壊を和らげるために、比較的緩和的な姿勢を維持する必要があると指摘している。
ドル円は159.75円付近での推移。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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