ユーロ、ECBが利上げ示唆でも上昇に苦戦する可能性=NY為替
きょうの為替市場は原油高とともにドル高が優勢となっており、ユーロドルは上値の重い展開が見られている。一時1.1675ドル付近まで下落しており、200日線に顔合わせする動きも見られた。ただ、その水準はいまのところ維持されている。一方、ユーロ円も186円ちょうど付近まで下落し、21日線に接近したものの水準を維持している。
今週の木曜日にECB理事会が予定され、政策は据え置きが確実視されているものの、将来の利上げを示唆する可能性はあると見られている。ただし、その場合でもユーロは短期的に上昇に苦戦する可能性があるとの指摘がアナリストから出ている。
最新のユーロ圏PMIは、景気との相関性が強いサービス部門に下振れリスクが浮上していることが示されており、原油価格が大幅に下落しない限り、ユーロ圏はスタグフレーションに向かうと指摘。従ってECBは利上げ見通しについて、データ依存のアプローチを強調する可能性が高く、厳しい成長環境がユーロの重しとなる可能性があると述べている。
EUR/USD 1.1695 EUR/JPY 186.78 EUR/GBP 0.8667
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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