ポンド、対ユーロでは2年半ぶりの高値更新=NY為替
きょうの為替市場はドル買いが優勢となる中、ポンドドルは戻り売りが優勢となっているものの、リバウンドの流れは堅持している状況。ただ、対ユーロではポンドは買いが強まっており、2022年3月以来の高値を更新している。
対ユーロでは英国発の材料がなくても、さらに上昇の可能性があるとの見方も出ている。最近の静かな値動きは概ねポンドを支える要因となっているという。
ECBに比べれば英中銀の利下げ幅は小さいとの見方が対ユーロでのポンドの支えとなっている模様。一部からは、英中銀の中立金利は3.50%程度と見ており、それ以上の利下げは景気を過熱させ、再びインフレを招く恐れがあるという。現在の政策金利より1.25%ポイント低い水準で金利が落ち着くと想定しているようだ。
英インフレは一時11%を突破していたが、積極利上げの効果もあり、現在はそれを戻している。ベイリー総裁は先週、来年に4回の0.25ポイント利下げを示唆していた。しかし、中立金利についてはゼロよりは高いとするだけで、それ以上の言及は避けている。インフレを招くことなく、一段の利下げを行う余地も限られているようだと指摘。英中銀は3%まで利下げをすることはないと考えているという。
GBP/USD 1.2756 GBP/JPY 193.95 EUR/GBP 0.8241
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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