【海外市場の注目ポイント】9月の米消費者物価指数など
日本時間午後9時半に9月の米消費者物価指数が発表される。総合の大方の予想が前年比2.3%上昇、コアの大方の予想が前年比3.2%昇となっており、総合の前年比の伸びが前月の2.5%上昇から鈍化する一方、コアの前年比の伸びが前月の3.2%上昇から変わらないとみられている。全米自動車協会(AAA)の集計によると、ガソリンの全米平均価格は9月に一段と下落している。こうしたことが影響して、予想を下回る結果になるようであれば、米連邦準備理事会(FRB)の11月の大幅利下げ観測が再び強まり、ドルが売られる可能性がある。
また、このあとの海外市場では、日・豪・米・スイスの中銀関係者の発言も予定されている。日本時間午後4時35分に氷見野日銀副総裁が講演、同午後4時45分にハンター豪中銀(RBA)総裁補が討論会に参加、同午後10時15分にクック米連邦準備理事会(FRB)理事が講演、同午後11時半にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁が講演、同11日午前0時にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が講演、同11日午前0時半にマルティン・スイス中銀(SNB)新副総裁が講演することになっている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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