弱い経済指標を背景にECBと英中銀にハト派な見解=NY為替
米大手証券は弱い経済指標を背景に、ECBと英中銀についてよりハト派な見解を示しており、年後半から連続利下げに踏み切ると予測した。また、ECBのターミナルレート(最終到達点)を従来の見通しから0.25%ポイント引き下げ2.00%とした。
調査によると投資家のセンチメントは今年改善している。これは、選挙前後を通じて投資家を惹きつけるために英労働党が努力したことが反映されている可能性があると分析。しかし、10月に打ち出すの秋の予算案では増税が予想されており、キャピタルゲイン課税の引き上げが検討されていると広く報じられている。
投資家を味方につけたいのであれば、リーズ英財務相には困難な道が待ち構えている。10月30日発表予定の予算案はポンドにとってハードルの1つとなると述べている。
EUR/USD 1.1128 EUR/JPY 156.41 EUR/GBP 0.8426
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MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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