アジア株 中国株依然軟調

14日のアジア株式市場は午後に入っても中国株関連が軟調。

中国本土株は昨日引けにかけて安値トライから一転して反発、2845台から2867まで上昇して引けた。今日は昨日終値から若干低い水準でスタートした後、2853台まで下げる動き。その後少し買いが入るも、昨日終値よりは低い水準での推移が続いている。もっとも昨日の安値圏よりは高い水準であり、昨日主に推移していた水準での動きとなっており、大きな方向性は出ていない。

中国本土株は軟調。上海総合は公益、コミュニケーションサービスが上昇も、素材、一般消費財などが広範に売りが出ている。ネットワーク機器のフォックスコンインダストリアルインターネットが3%を超える上昇。電力会社長江電力、水力発電の華能瀾滄江水電、携帯電話のチャイナテレコムなどが上昇。化学品の万華化学、発電機メーカーの東方電機などが軟調。

香港ハンセン指数は中国本土株に押されて軟調。食肉加工の万洲国際、カジノのサンズチャイナなどが堅調、医薬品のHANSOH、ウーシーバイオロジクス、ウーシーアプテックなどが軟調。

豪ASXは堅調。ヘルスケア、情報技術、不動産などが買われ、鉱山などが弱い、金融はまちまち。前日売りが目立ったCSLが反発。不動産のグッドマン、医療向け情報技術のプロメディカスなどが強い、鉱山大手BHP、リオティント、フォーテスキューなどが軟調。


東京時間13:52現在
香港ハンセン指数　　 17111.43（-62.63　-0.36%）
中国上海総合指数　 2857.90（-10.04　-0.35%）
台湾加権指数　　　　 22018.06（+221.49　+1.02%）
韓国総合株価指数　 2635.65（+14.15　+0.54%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7861.30（+34.46　+0.44%）
インドＳＥＮＳＥＸ３０種　 78994.00（+37.97　+0.05%）
シンガポールST指数　 3273.38（+14.81　+0.45%）
クアラルンプール　総合指数　 1607.21（-2.31　-0.14%）
NZSX　浮動株50　トータルリターン　 12538.22（+219.16　+1.78%）