反落、需給悪化懸念で昨年5月以来の安値を更新=NY原油概況
NY原油先物10月限(WTI)(終値)
1バレル=65.75(-2.96 -4.31%)
ニューヨーク原油の期近は反落。世界的な需給バランスの悪化見通しが引き続き相場を圧迫した。米国や中国の景気悪化や需要下振れが警戒されている。石油輸出国機構(OPEC)は月報で、今年や来年の需要見通しを下方修正した。2024年の需要見通しは前年比で日量211万バレル増から同203万バレル増まで引き下げられた。
一方、米エネルギー情報局(EIA)が発表した短期エネルギー見通し(STEO)で2024年の世界の需要見通しは日量1億0290万バレルから同1億0310万バレルに上方修正された。8月の中国原油輸入量は日量1161万バレルまで増加し、近年の高水準を維持。
時間外取引で10月限は上値が重く、通常取引開始に向けて売りが優勢となった。通常取引が始まると下げが加速し、65.27ドルまで下落。昨年5月以来の安値を更新した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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