ドル高円安強まるも、その後調整=ロンドン為替概況
ドル高円安強まるも、その後調整=ロンドン為替概況
ドル高円安がロンドン市場に入って強まり、一時143円80銭前後を付けた。東京市場から見られたリスク選好の動きが広がった。東京午前に1100円超の下げとなった日経平均が一時1000円以上戻すなどアジア市場で株安の動きが一服。金曜日に下げた米株先物が反発、欧州株もしっかりとなる中で、ドル高円安となった。
東京朝に141円台を付けたドル円は東京午後に143円台をいったん付け、142円台後半推移でロンドン勢が本格参加する時間となった。ロンドン市場に入って143円台にしっかり乗せると、その後もドル高円安の流れが継続し、143円80銭前後を付けている。
ドル高円安一服後は調整売りが入った。144円手前の売りに上値を抑えられると、利益確定の動きが広がった。
ユーロドルは1.1080前後での推移からじりじりと下げた。ポンドドルが東京市場の1.3130前後での推移から1.3070台へ下げるなどドルはほぼ全面高。
ユーロ円はドル円の上昇を受けて158円70銭台を付けたが、ドル円の高値からの調整もあり、158円10銭前後に押し戻されている。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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