円高進む=東京為替概況
円高進む=東京為替概況
円がほぼ全面高となった。ドル円は朝の143円48銭から142円41銭まで1円超の売りが出た。クロス円も軒並み下げており、ユーロ円は159円40銭前後から158円31銭、ポンド円は189円09銭から187円62銭を付けている。
今晩の米雇用統計を前に警戒感が強く、米債利回りが朝の3.73%前後から3.70台を付ける中でドル円が下落。ユーロドルなどでもややドル安となったが値幅が抑えられる中でクロス円も軒並みの下げとなった。日経平均の下げを受けたリスク警戒の動きなどもドル円クロス円の売りを誘った。
ユーロドルは1.1107-1.1119レンジ。若干ドル売りも値幅が抑えられている。ポンドドルも1.3172-1.3182の10ポイントレンジ。
米ダウ平均先物がマイナス圏からプラス圏に浮上するなど、警戒感が落ち着いたこともあり、引けにかけては安値からは若干の買い戻しが見られ、ポンド円は188円ちょうど前後まで戻すなどの動きを見せている。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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