【海外市場の注目ポイント】米ニューヨーク連銀総裁の発言など
日本時間30日午前2時45分にウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が会議に参加する。ウィリアムズ総裁は前々週に「現時点で金融政策のスタンスを変更する理由があることを示す指標は見られない」、「インフレ率が2%の目標に向かって進んでいるという確信が近い将来に得られるとは予想していない」と述べ、利下げを急ぐ必要がないことを示唆していた。ウィリアムズ総裁があらためて利下げに忍耐強く臨む考えを明らかにすれば、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間29日午後9時には5月の独消費者物価指数速報値、同30日午前3時には米地区連銀経済報告(ベージュブック)の発表も予定されている。5月の独消費者物価指数速報値は、大方の予想が前年比2.4%上昇となっており、前年比の伸びは前月の2.2%上昇から加速するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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