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カナダ、住宅不足を解消するには大幅な供給増が必要と予測=NY為替

為替 

 きょうのカナダ円は111円台後半での上下動に終始している。2008年1月以来の水準である112円台が上値の壁となっているようだ。前日はカナダ中銀が金融政策委員会の結果を発表し、予想通りの据え置きとなっていたが、利下げの可能性は示唆していた。しかし、市場が期待していたほどのハト派な印象もなく、マクレム総裁は待つ姿勢も滲ませていた。

 カナダ中銀も住宅問題がテーマの1つとなっているが、カナダが住宅不足を解消するためには、大幅な供給増が必要であり、それでも値ごろ感への懸念に対処するには不十分な可能性があることが、カナダ議会予算局(PBO)の最新の報告で明らかとなった。

 PBOの需要ベースの推計によると、昨年の新規世帯数は過去最高の46万世帯となり、過去最高の住宅完工数24万2000戸を大幅に上回った。PBOの試算によると、住宅不足を解消するには2030年までに310万戸の新規住宅建設が必要で、これは2023年の水準を7年間維持した場合の80%増に相当する。カナダ住宅金融公社は、2023年から2030年にかけて510万戸が必要になると見積もっている。

USD/CAD 1.3682 CAD/JPY 111.97

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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