ポンド円、一時190円台 来週のMPCは据え置きも表現微調整の可能性=NY為替
きょうのポンド円は買いが優勢となっており、一時190円台を回復する場面が見られた。ポンド自体は軟調な動きが見られているものの、円安が押し上げている。現在は21日線付近で推移しており、来週以降の動きが注目。来週は日銀決定会合と英中銀政策委員会(MPC)が予定されている。
そのMPCだが、来週も金利据え置きとガイダンス維持の可能性が高い。ただ、表現は微調整する可能性があるとの指摘も出ている。微調整があるとすれば、高インフレの持続に関連するフレーズ削除か、長期に渡る高金利への言及だという。直近の英労働市場のデータは予想を下回ったが、GDPは景気回復の兆しを示唆していた。来週水曜日には英消費者物価指数(CPI)が発表される。なお、8月の利下げ開始を見込んでいるようだ。
GBP/JPY 189.73 USD/JPY 149.03 GBP/USD 1.2731
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。