【海外市場の注目ポイント】米FOMC議事録
日本時間22日午前4時に1月30・31日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録が発表される。その回の会合では政策金利は5.25%―5.50%に据え置かれ、声明では、追加の引き締めに言及する文言を削除する一方、「委員会は、インフレ率が持続的に2%に向かっているとの確信がさらに強まるまで、利下げが適切になるとは考えていない」との見解が明らかにされた。1月30・31日の会合以降、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長をはじめ、多くの米FRB関係者から早期の利下げに否定的な声が相次いでいる。議事録で早期利下げに慎重なスタンスのメンバーが多いことが示されれば、米FRBの早期利下げ観測が後退し、ドルが買われる可能性がある。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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