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ドル円149円台乗せ、東京時間の内田日銀副総裁発言の影響続く=ロンドン為替概況

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ドル円149円台乗せ、東京時間の内田日銀副総裁発言の影響続く=ロンドン為替概況

 ロンドン市場は、円売りが一段と強まっている。ドル円は149円台乗せとなり、今年に入ってからの高値を更新。東京朝方に内田日銀副総裁が「マイナス金利を解除してもどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していく」と述べたことが、円安圧力として引き続きドル円相場を押し上げている。クロス円も高値を伸ばしている、ユーロ円は160円台後半へ、ポンド円は188円台乗せへと上昇。この時間帯は欧州株が堅調に推移、米債利回りが上昇しており、ユーロやポンドは対ドルで売買が交錯している。ユーロドルは1.07台後半、ポンドドルは1.26台前半で前日終値を挟んだ神経質な動き。基本的には円安相場となっており、ドル相場の方向性ははっきりしていない。ECB経済報告では、主要金利が十分に長い期間維持されることで、目標に実質的に貢献する水準と考えている、との認識を繰り返していた。

 ドル円は149円台前半での取引。東京午前の147.93近辺を安値に、その後は内田日銀副総裁が「マイナス金利を解除してもどんどん利上げをしていくようなパスは考えにくく、緩和的な金融環境を維持していく」との発言を受けた円売りが強まっている。ロンドン中盤にかけては149円台乗せから149.20付近へと買われており、今年に入ってからの高値水準を更新している。

 ユーロドルは1.07台後半での取引。1.0770-75レベルでこの日の取引を開始。買いが先行してロンドン朝方には1.0789近辺に高値を伸ばした。しかし、米債利回り上昇とともに上値を抑えられ、足元では1.0764近辺まで下押しされている。ユーロ円はドル円とともに上昇。東京午前の159.47近辺を安値に買われ、足元では160.68近辺まで高値を伸ばしている。ほぼ一方通行での上昇となっている。対ポンドでは目立った方向性は示していない。

 ポンドドルは1.26台前半での取引。ユーロドルと同様に上下動している。東京午前の1.2639近辺を高値に足元では1.2605近辺に安値を広げている。狭いレンジで神経質に推移している。ポンド円は東京朝方の186.88近辺を安値に買いが継続。足元では高値を188.23近辺に伸ばしている。ユーロポンドは0.8530-40レベルでの揉み合いと方向性に欠けている。

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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