米利下げ期待後退で短期的にユーロドルが下落するリスク=NY為替
きょうのユーロドルはNY時間に入って買い戻しの動きが見られ、一時1.09ドル台後半に上昇する場面が見られた。ただ、1.10ドル台には依然として慎重で1.0965ドル近辺に伸び悩んでいる。
前日の米消費者物価指数(CPI)は予想を上回ったものの、市場がFRBの3月利下げ開始期待を後退させることはなかった。逆にこの日の米生産者物価指数(PPI)が予想を下回ったことで、年内の利下げ期待が強化されている格好。
しかし、エコノミストの間では3月のFRBの利下げ期待は非現実的との見方は多く、いずれ市場は3月の利下げ観測を後退させ、ユーロドルは下落する可能性があるとの指摘も少なくない。また、ユーロドルは今年すでに2度1.10ドルを試しているが、上方ブレイクには至っておらず、短期的には調整が入ると見ているようだ。今年一杯で見れば、1.15ドルを目指す強気の見通しを維持するが、目先は下振れリスクが優勢だという。
EUR/USD 1.0956 EUR/JPY 158.73 EUR/GBP 0.8599
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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