マイナス金利継続の必要はないが、早急に解除しなければならない緊急性もない=NY為替
きょうの為替市場、ドル円は上値追いが続いており、145円台を試しそうな気配が出ている。前日はドル買いがドル円を押し上げ、200日線を上抜く動きを見せたが、本日は全体的にドルは売り優勢で、円安がドル円を押し上げているようだ。また、NY時間に入って発表になった米雇用指標が底堅い労働市場を示唆したことから、米国債利回り上昇とドル買いも加わり、さらにドル円を押し上げた。
本邦勢が正月休みから復帰しているが、能登半島地震の影響から日銀のマイナス金利解除の観測が後退しているようだ。市場の一部からは早ければ今月にも解除との観測も出ていたが、4月以降が有力視されている。4月以降であれば春闘の数字も確認できる。
そもそも、マイナス金利を継続する必要はないが、早急に解除しなければならない緊急性もない。タイミングを見計らっているだけの状態であれば、被災地への支援という意味でも1月は見送られてもおかしくはない。
きょうの上げで200日線と21日線を完全に上放れする展開が見られており、テクニカル的にもリバウンド相場の兆候が示現している。明日の米雇用統計を受けて再び150円を目指す展開になるか注目されそうだ。目先は100日線が147円台半ばに来ている。
USD/JPY 144.72 EUR/JPY 158.55
GBP/JPY 183.78 AUD/JPY 97.12
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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