カナダで歴史的な信用収縮が進行中=NY為替
きょうのカナダドルは売りが優勢となっている。対ドルでも下落し、ドルカナダは一時1.3750ドル近辺に上昇したほか、カナダ円は108円を割り込む場面も見られていた。カナダ円は本日の下げで21日線を下放れる展開を見せているほか、100日線を割り込む動きも見られている。11月26日のOPECプラスの総会を控えて原油相場は買い戻しが強まっているものの、本日のカナダドルは逆の反応を見せている。
カナダでは歴史的な信用収縮が進行しているようだ。先週発表されたデータによると、9月の消費者信用の伸びは前年比で2.9%増に鈍化。家計への与信総額の3分の2を占める住宅ローンの伸びが3.1%増に鈍化し、過去20年間で最低水準となった。1月の住宅ローンの伸びは6.8%増だった。また、企業への融資も前年比2.4%増と過去7年間で最も低い伸びに留まっている。
一部からは「与信の急激な鈍化は明らかにインフレをもたらすものではなく、カナダ中銀は金利上昇が経済活動を冷え込ませていることに勇気づけられるべきだ」との指摘も出ている。
USD/CAD 1.3732 CAD/JPY 108.03
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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