アジア株 香港ハンセンしっかり、中国本土株小幅安
20日のアジア株式市場は香港ハンセン指数がしっかり。中国本土株は小幅安。韓国総合が堅調で台湾加権が小幅安圏などまちまちな展開。一時250円以上の上昇を見せたものの、高値から300円以上下げてマイナス圏を付けた日経平均同様に一方向の流れになっていない。
東京時間11:27現在
香港ハンセン指数 17642.83(+188.64 +1.08%)
中国上海総合指数 3047.29(-7.08 -0.23%)
台湾加権指数 17191.08(-17.87 -0.10%)
韓国総合株価指数 2488.06(+18.21 +0.74%)
豪ASX200指数 7067.50(+18.11 +0.26%)
ハンセン指数は金融をはじめとするコングロマリットの中国中信の大幅高などに支えられてしっかり。EコマースのJDドットコム、インターネットサービスの網易(ネットイース)、医薬品の石薬集団、金融大手HSBCなどもしっかり。光学機器のサニーオプチカル、パソコン製造のレノボ、携帯電話のシャオミなどが軟調。
中国上海総合は、ヘルスケア、銀行、石油などがしっかりも、その他幅広い銘柄が売られている。四大銀行の中国農業銀行、中国工商銀行が小幅高、医療製品のウーシーアプテックが堅調、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国石油化工(シノペック)などもしっかり。時価総額が他に比してかなり大きい貴州茅壷酒がマイナスの寄与度トップ。精密機器受託生産のフォックスコン、中信証券、方正証券なども軟調。
豪ASXは小幅高。金融、エネルギーがしっかりで、商業銀行大手コモンウェルス銀行、ナショナル・オーストラリア・バンク・リミテッド、ANZ、ウェストパックなどが軒並みの上昇。石油のウッドサイドエナジーも強い。建設資材のジェームスハーディなどもしっかり。鉱山大手BHPグループ、リオティントなどが軟調。貴金属のノーザンスターリソーシズなども軟調。

執筆者 : MINKABU PRESS
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