明日はECB理事会 ラガルド総裁が景気後退懸念を強調すればユーロ下落の可能性も=NY為替
きょうのユーロドルは1.05ドル台での上下動に終始している。このところのドル買いに一服感が出ていることから、ユーロドルもリバウンドの兆候を見せているが、依然として上値は重く、1.06ドル台に入ると戻り売りに押されている。本日の21日線が1.0560ドル付近に来ており、目先はその水準がポイントとして意識される。
明日はECB理事会が開催される。今回は据え置きが確実視され、声明やラガルド総裁の会見も、特に金利についての言及は限定的になるとの見方が優勢となっている。ただ、総裁が景気後退のリスクが高まっているとの見方を強調した場合、ユーロは下落の可能性があるとの見方も出ているようだ。景気後退への懸念の高まりを表明し、地政学的緊張と国債利回りの急上昇を経済へのリスクとして指摘すれば、ユーロは売られる可能性が高いという。
いまのところ短期金融市場では、ECBは利上げサイクルをすでに終了し、次の行動は利下げと見ている。2024年第2四半期に最初の利下げを実施と見ているようだ。
EUR/USD 1.0582 EUR/JPY 158.67 EUR/GBP 0.8718
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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