午後のドル円は落ち着いた動き、149円台後半でこう着=東京為替概況
午後のドル円は落ち着いた動き、149円台後半でこう着=東京為替概況
東京終盤のドル円は149円台後半で落ち着いた動き。ドル円は、前日の海外市場で米10年債利回りが約16年ぶりの高水準となったことから、一時149.94付近まで上昇した。しかし、東京序盤では、9月の日本貿易収支が予想外の黒字だったことからやや円買いが優勢となり、一時149.67付近まで弱含んだ。米10年債利回りは前日を上回る4.96%台まで上昇を続けたものの、中東情勢や為替介入への警戒感から、150円台に乗せる動きはみられず。午後は149.80前後を中心に動意に欠けた展開となった。
ユーロドルは前日終値を挟んで小動きとなり、13ポイントレンジにとどまった。クロス円はやや円高方向に振れ、ユーロ円は157.69付近まで、ポンド円は181円半ばまで弱含み。
豪ドルは安値圏もみ合い。午前に発表された9月の豪雇用者数や中国新築住宅価格の弱い結果を受けて豪ドル売りが広がり、豪ドル/ドルは0.6296付近まで、豪ドル円は94.32付近まで一時下落した。午後は下げ渋ったが、戻りは鈍く、東京終盤はこの日の安値圏で推移した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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