【今週の注目材料】ユーロ圏及び加盟主要国CPI、さらには豪華参加者のECBフォーラムに注目
【今週の注目材料】ユーロ圏及び加盟主要国CPI、さらには豪華参加者のECBフォーラムに注目
世界的に金融引き締めの動きが広がる中、今週はユーロ圏及び加盟主要国の消費者物価指数が発表されます。
29日に発表される6月のドイツ消費者物価指数は、前年比+6.3%と5月の同+6.1%から伸びが強まる見込みとなっています。EU基準の調和消費者物価指数(HICP)も前年比+6.7%と5月の同+6.3%から伸びが強まる見込みとなっています。なお、ドイツ全体の発表がある21時に先駆けてドイツの各州のCPIが公表されます。なかでも欧州有数の経済圏であるルール経済地域を含むノルトライン・ヴェストファーレン州の結果が14時半に発表されますのでそちらも要注意です。
30日18時には6月のユーロ圏消費者物価指数(HICP)が発表されます。予想は前年比+5.6%と5月の+6.1%から鈍化見込みです。同コア前年比は+5.3%と前回並みの見込みとなっています。ドイツの物価上昇に支えられる形で、ユーロ圏全体も予想より強い伸びを示すようだと、年内複数回利上げへの期待が強まる形でユーロ高の動きが期待されます。28日18時発表のイタリア消費者物価指数、30日15時45分発表のフランス消費者物価指数も先行指標として確認しておきたいところです。
なお、ユーロ関係では26日から28日にかけてのECBフォーラムにも注目が集まります。基調講演や締めの講演を行うラガルド総裁を始め、ECB要人や各国の中銀関係者の参加が予定されています。中でも28日に行われる金融政策がテーマのパネルディスカッションは、パネラーとしてラガルド総裁に加え、パウエルFRB議長、ベイリー英中銀総裁、植田日銀総裁と四大通貨の中銀トップが揃うという豪華なものとなっています。金融引き締めに向けた動きが強まる中で、米、英、欧の中銀トップが今後をいかに語るか。また、緩和路線と突き進む植田総裁は何を語るか。市場の注目が集まります。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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