ドル円は午前中にドル安円高進む=東京為替概況
ドル円は午前中にドル安円高進む=東京為替概況
ドル円は午前中に131円台後半から130円50銭台までドル安円高が進んだ。北朝鮮の金総書記にによる核兵器いつでも使用できるように準備しておくべき発言や、年度末を前にした実需がらみでの円買い、米債利回りの低下を受けたドル売りなどが見られた。米2年債は3.96%前後から一時3.89%を付けた。
ドル円は午後に入っても上値の重い動き。小幅ながら午前の安値を割り込み130円51銭を付ける場面が見られた。安値を付けた後は少し戻しているが、130円台後半での推移。
ユーロドルも午前中にドル売りが入った。対円でのユーロ売りが入った分、ドル円に比べると値幅は小さいものの1.08割れから1.0819を付けている。午後に入って1.0810前後での推移が続いた。
ユーロ円は午前中の円買いに142円台から141円台前半へ下げた。午後に入って141円05銭まで下げ幅を広げたが、大台を維持して少し戻している。
午前9時半の豪小売売上高は市場予想通りで反応は落ち着いていた。豪ドルドルは午前のドル売りに朝の0.6650割れから0.67手前まで上昇。対円ではドル円の下げに87円台半ば前後から87円10銭台を付けた。その後対ドルでの豪ドル買いなどに87円40銭台を回復している。
MINKABU PRESS 山岡和雅
執筆者 : MINKABU PRESS
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