ドル円は135円前半で下値探り=東京為替前場概況
東京午前のドル円は135円前半で下値探り。一時135.01円付近まで下落するなど、135円の節目を試す動きが朝方から繰り返されている。この水準が支持となっているが戻りは限定的。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースの減速が始まり、最終的な政策金利水準が5%程度だとすると来年年明けには利上げが停止となる可能性があることがドル円を圧迫している。
ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長は今週の講演で利上げ停止を示唆していない。物価見通しの不透明感が根強いことが背景。13日の米消費者物価指数(CPI)で物価上昇率の減速が続くのか見定める必要がある。
ユーロ円は141.93円付近、ポンド円は165.27円付近、豪ドル円は91.87円付近まで下落。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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