続落、米カンザスシティー連銀のタカ派発言で=NY金概況
NY金先物12月限(COMEX)(終値)
1オンス=4094.20(-100.30 -2.39%)
金12月限は続落。来月の米連邦公開市場委員会(FOMC)に向けて、米カンザスシティー連銀のシュミッド総裁が追加利下げに引き続き慎重な態度を示したことが重しとなった。追加利下げは労働市場を支える効果よりも、高インフレを定着させるリスクの方が大きいとの認識を示している。同総裁は「関税は価格上昇の一因となっている可能性はあるが、インフレへの懸念は関税問題だけにとどまらない」、「2%の物価目標へのコミットメントが疑問視されるなかで利下げすれば、物価に長期的な影響を与える可能性がある」と述べている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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