続伸、ウクライナ軍がロシアの主要輸出港を攻撃=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=60.09(+1.40 +2.39%)
ニューヨーク原油の当限は続伸。ウクライナ軍の攻撃によって、ロシア黒海沿岸の主要輸出港ノボロシースクからの石油輸出が停止した。ロシアの石油パイプライン運営会社トランスネフチはノボロシースクへの供給を中止した。ノボロシースクからは日量200万バレル規模が輸出されており、需給バランスに与える影響は大きい。カザフスタン産石油を輸出するカスピ海パイプライン・コンソーシアム(CPC)も、ドローン警報が解除されるまで輸出を一時停止した。
時間外取引で12月限は60.65ドルまで急伸した後に押し戻された。ただ、売りは続かず、通常取引にかけて下値を切り上げ、60ドルの節目を上回って引けた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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