【海外市場の注目ポイント】10月の米住宅着工件数など
日本時間午後10時半に10月の米住宅着工件数が発表される。大方の予想は年換算141万1000戸となっており、前月の同143万9000戸を下回り、2カ月続けて減少すると見込まれている。米連邦住宅貸付抵当公社(フレディマック)の発表によると、10月に米住宅ローンの30年物固定金利は一段と上昇し、10月末には2002年4月以来の高水準となっており、その影響で10月の米住宅着工件数が予想を下回るようであれば、米住宅市場の先行き警戒感からドルが売られる可能性がある。
また、日本時間午後10時半には11月の米フィラデルフィア連銀製造業景況指数も発表される。大方の予想はマイナス6.0となっており、前月のマイナス8.7を上回り、2カ月続けて上昇するとみられている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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