急反落、OPEC月報が売り手がかりに=NY原油概況
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=58.49(-2.55 -4.18%)
ニューヨーク原油の当限は急反落。石油輸出国機構(OPEC)が発表した月報で、2026年の需給バランスがほぼ均衡すると見通されたことが重しとなった。2026年についてOPECはこれまで供給不足を見通していたため、相場を圧迫する要因となった。ただ、来年の需要が日量1億0652万バレルまで増加するとの見通しを維持した。
時間外取引で12月限は売り優勢で推移し、通常取引開始にかけて下げ幅を拡大。その後は58.30ドルまで急落した。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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