オセアニア通貨が下落、中国感染拡大懸念 豪ドル円は93.80円台まで軟化
オセアニア通貨が下落、中国感染拡大懸念 豪ドル円は93.80円台まで軟化
オセアニア通貨が下落している。豪ドルは対ドルで0.25%安、対円では94.10円台から93.80円台まで下げている。NZドルは対ドルで0.25%下落、対円では86.20円台から85.80円付近まで下げている。中国での感染急拡大が懸念されているもよう。
9日の中国全体の新規感染者は約半年ぶりに8000人を突破した。首都北京市やiPhoneシティと呼ばれている鄭州市で感染者が前日から増加。広州市では3日連続で2000人台、8日の新規感染者が過去最多となったことから大規模なコロナ検査が実施された。足元の感染増加を受け中国当局は各地でコロナ規制を強化している。冬にかけ感染はさらに拡大する恐れがあり、ゼロコロナ緩和期待は一段と後退している。

執筆者 : MINKABU PRESS
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