東京株式(寄り付き)=反発、米株堅調と円安を受け買い優勢
8日の東京株式市場は買い優勢でスタート、寄り付きの日経平均株価は前営業日比83円高の3万6863円と反発。
目先リスクを取る動きが優勢となっている。前日は欧州株市場で記録的な連騰を続けていた英FTSE100が17日ぶりに反落し、独DAX、仏CAC40なども軟調だった。しかし、米国株市場は根強い買いが流入し、NYダウ、ナスダック総合株価指数ともに3日ぶりに反発した。注目されたFOMCでは利下げが見送られたほか、パウエルFRB議長も記者会見で金融政策の変更を急ぐ必要はないとの姿勢を示したが、いずれも想定内でマーケットにネガティブ材料とはならなかった。足もと外国為替市場で1ドル=143円台後半までドル高・円安方向に振れており、きょうの東京市場にはこれも追い風材料となる。ただ、全般は買い疲れ感もあり日経平均の上値は重そうだ。
出所:MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS
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