ドル円は強弱対立、積極的な米利上げ観測と米インフレ緩和で=東京為替概況
12日の東京外国為替市場でドル円は133.49円付近まで強含んだ。7月の米消費者物価指数(CPI)や米生産者物価指数(PPI)を手がかりにインフレのピークアウト期待が高まっていることが重しとなっている一方、積極的に利上げを続けるべきであると表明する米金融当局がいることがドル円を支えている。ただ、夏季休暇入りする東京勢が多いなかでドル円は高値から押し戻された。
ドル円に連動して、ユーロ円は137.62円付近、ポンド円は162.61円付近まで上昇後に失速。対ドルでオセアニア通貨が堅調に推移し、豪ドル円は94.89円付近、NZドル円は86.11円付近まで強含み。
MINKABU PRESS
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。