【海外市場の注目ポイント】4月の米生産者物価指数など
日本時間午後9時半に4月の米生産者物価指数が発表される。総合の大方の予想は前年比5.8%上昇、コアの大方の予想が同3.8%上昇となっており、総合、コアとも、前年比の伸びがそれぞれ前月の4.2%上昇、3.1%上昇から加速すると見込まれている。前日に4月の米消費者物価指数が発表されており、予想を上回っていた。4月の米生産者物価指数も同様の結果になれば、ドルが買われる可能性がある。
また、日本時間午後9時半には米新規失業保険申請件数も発表される。大方の予想は49万件となっており、前週発表の49万8000件を下回るとみられている。
さらに、このあとの海外市場では、英米加中銀関係者が相次いで発言する。日本時間午後9時にカンリフ英中銀(BOE)副総裁の講演、同午後11時にバーキン米リッチモンド地区連銀総裁の講演、同14日午前0時にマックレム・カナダ中銀総裁の講演、同14日午前1時にベイリーBOE総裁のパネル討論会参加、同14日午前2時にウォラー米連邦準備理事会(FRB)理事のバーチャルイベント参加、同14日午前5時にブラード米セントルイス地区連銀総裁のバーチャルイベント参加が予定されている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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