全般にリスクオフの円高、原油安でカナダ円や豪ドル円が下落=東京為替前場概況
東京外為市場、時間外取引の米国株先物の下落を背景に、全般にリスクオフの円高が優勢となった。ドル円はオセアニア市場で109.80円付近までじり高となったが、前週末の高値を更新できず、東京市場では109.51円近辺まで軟化。クロス円も東京中盤にかけて、じり安となるものが目立つ。
原油価格の下落を受けて資源国通貨が対円で軟調に推移しており、カナダ円は87.27円付近から86.95円近辺まで軟化。豪ドル円も83.89円付近から83.57円近辺まで下落しており、「豪州の資源エネルギー輸出は過去最高の見通し」というニュースを好感したオセアニア市場における上昇を帳消しにしている。
日経平均株価は3日続伸。前引けでは前営業日比307.87円高の2万9484.57円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=109.51円、ユーロドルは1ユーロ=1.1790ドル、ユーロ円は1ユーロ=129.11円、ポンド円は1ポンド=150.99円、豪ドル円は1豪ドル=83.70円、NZドル円は1NZドル=76.60円、スイス円は1スイスフラン=116.56円、カナダ円は1カナダドル=86.95円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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