アジア株 軟調地合い目立つ、今日から再開の中国株は上海が小幅プラスも、深センはマイナス圏
アジア株 軟調地合い目立つ、今日から再開の中国株は上海が小幅プラスも、深センはマイナス圏
アジア株
東京時間14:51現在
香港ハンセン指数 30733.24(-351.70 -1.13%)
中国上海総合指数 3692.46(+37.37 +1.02%)
台湾加権指数 16446.82(+84.53 +0.52%)
韓国総合株価指数 3100.29(-33.44 -1.07%)
豪ASX200指数 6885.90(+0.68 +0.01%)
インドSENSEX30種 51700.88(-2.95 -0.01%)
シンガポールST指数 2906.09(-14.34 -0.49%)
クアラルンプール 総合指数 1591.77(-3.52 -0.22%)
NZSX 浮動株50 トータルリターン 12633.60(-40.37 -0.32%)
アジア株は総じて下落。昨日の米国市場でハイテク株中心とした売りが目立ったことがリスク選好に対する調整を誘う形となった。春節での大型連休明けとなった中国株式市場は、寄り付きで大幅高となり休場中の世界的な株高に連れる動きが見られた。上海総合は2015年8月以来の高値を付け、5年6カ月ぶりに3700の大台を回復する場面も見られた。もっともその後高値から調整が入っており、深セン総合はマイナス圏に。
朝方すぐに200円超の上昇を見せるなど買いが優勢となった日経平均がその後マイナスに転じたように、総じて不安定な動き。昨日米国株式市場でのハイテク株安などを受けて、利益確定売りが入る展開に。香港ハンセンは300ポイントを超える下げとなっている。
連休明け上海株は一時大幅高となった。NY原油の上昇などを受けてエネルギー関連が大幅高、ペトロチャイナが5%高、シノペックが7%超高など、この時間帯も大きく上げている。保険株、銀行株なども強い。酒造会社貴州茅壺酒、調味料メーカーの佛山市海山調味などが軟調。
香港ハンセン指数は値を落としている。電子商取引大手美団、アリババグループなどの下げや、製薬会社ウーシーバイオロジクスの下げなどが目立っている。携帯大手チャイナモバイルなどがしっかり。
豪ASXは売り買い交錯。医薬品大手CSL、ワインメーカーのトレジャリーワインエステートなどの買いが目立っている。ウェストパック銀行やANZ銀行などもしっかり。小売り大手コールズグループなどが軟調。
MINKABU PRESS 山岡和雅

執筆者 : MINKABU PRESS
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