イエレン氏はドル高路線回帰との見方、明日の指名公聴会控えて=ロンドン為替
イエレン氏はドル高路線回帰との見方、明日の指名公聴会控えて=ロンドン為替
きょうはキング牧師の日で米株式・債券市場は休場となる。市場の関心はあすのイエレン氏の新財務長官就任に関する上院指名承認公聴会に集まりそうだ。
米ウォールストリートジャーナルによると、イエレン氏は為替政策に関する質問に対して、「米ドルや他の通貨の価値は市場により決定されるべきだ。市場は景気動向を反映するよう適応し、おおむね世界経済の調整を促す」「米国は競争上の優位性を得るために通貨安を後押しすることはない」「他国によるそのような取り組みには反対すべき」などと述べるという。
従来のドル高が望ましいとする米政府の基本姿勢に立ち返るとみられているようだ。週明けの為替市場では、ドル円を除く各主要通貨でドル買いの動きが優勢になっている。
USD/JPY 103.79 EUR/USD 1.2074 GBP/USD 1.3535 AUD/USD 0.7670
執筆者 : MINKABU PRESS
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