NZドルが上下に振幅、トルコリラ円は上値が重い=東京為替前場概況
東京外為市場中盤、NZドルが上下に振れている。午前10時に発表されたニュージーランド準備銀行(RBNZ)の政策金利は0.25%に据え置かれ、初動ではNZドル売りとなった。NZドル円は71.62円付近まで、NZドル/ドルは0.6809ドル付近まで下落。しかし、NZドルはその後に声明が公表されると一転して強含みとなり、NZドル円は72.16円近辺まで、NZドル/ドルは0.6867ドル近辺まで上昇している。
トルコリラ円はオセアニア市場で12.80円付近まで急落し、東京市場に入っても上値の重さがみられている。トルコの新財務相に就任したエルバン元副首相による「市場を重視した変革を行い、国内外の起業家のために投資環境を改善する」などの発言が伝えられているが、先行き不透明感は拭えていないようだ。
ドル円は105.01円付近まで一時弱含んだ。つれて、クロス円も総じて弱含みの展開。東京勢参入とともに、国内輸出企業からのドル売り・円買いが断続的に観測されたとの報道も見受けられる。
日経平均株価は7日続伸。前引けでは前営業日比432.93円高の2万5338.52円となった。
午前11時30分現在では、ドル円は1ドル=105.12円、ユーロドルは1ユーロ=1.1826ドル、ユーロ円は1ユーロ=124.32円、ポンド円は1ポンド=139.52円、豪ドル円は1豪ドル=76.67円、NZドル円は1NZドル=72.30円、スイス円は1スイスフラン=114.00円、カナダ円は1カナダドル=80.76円付近で推移している。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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