【海外市場の注目ポイント】6月の米ADP雇用統計など
日本時間午後9時15分に6月の米ADP雇用統計が発表される。明日発表される6月の米雇用統計の前哨戦として注目され、民間雇用者数の大方の予想は290万人増で、民間雇用者数が前月の276万人減から4カ月ぶりの増加に転じ、統計開始以来、最大の増加幅になるとみられている。6月に米国の各州で経済活動再開の動きが広がっており、民間雇用者数の伸びが予想を上回れば、明日発表の6月の米雇用統計に対する期待感からリスク選好の動きで円が売られる可能性がある。
また、日本時間午後11時には6月の米ISM製造業景況指数、同2日午前3時には6月9・10日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録も発表される。6月の米ISM製造業景況指数は、大方の予想が49.7となっており、前月の43.1を上回り、2カ月続けて上昇すると見込まれている。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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