ドルが神経質に上下動、トランプ期限を控えて ドル円159円台後半=ロンドン為替概況
ドルが神経質に上下動、トランプ期限を控えて ドル円159円台後半=ロンドン為替概況
ロンドン市場は、ドルが神経質に上下動している。日本時間8日午前9時のトランプ期限を控えて、市場は逐一の報道や情報などに敏感に反応する地合いとなっている。ロンドン序盤は原油相場反落とともにドル売りが広がった。イランと米国の合意について最終決定する準備が整う、とのパキスタン仲介に関する情報が流れたほか、トランプ大統領が「合意がまとまりつつあると判断すれば」期限を延長する可能性があるとアクシオスが報じたことなどに反応したようだ。欧州株や米株先物が堅調に推移し、米債利回りも低下した。しかし、「イランのカーグ島で爆発音」とイランのメヘル通信が伝えると再び警戒感が広がり、ドル買い、株式の上げ幅縮小、米債利回り上昇などの動きがみられている。ドル円は159円台後半から一時159.50割れも、その後は再び買われている。ユーロドルは1.15台で、ポンドドルは1.32台での振幅となっている。クロス円はやや円安に振れている。ユーロ円は184円台、ポンド円は211円台で底堅く推移している。
ドル円は159円台後半での取引。東京午前に159.93付近まで買われたあとは、上値を抑えられている。ロンドン序盤には一時159.47付近まで下落した。米国とイランとの合意に前向きな情報や、合意に近づけばトランプ大統領が期限を延長する可能性があるとの報道などがドル売りを誘った。しかし、カーグ島で爆発音との報道を受けて、再びドルが買われている。
ユーロドルは1.15台半ばでの取引。東京午前に1.1524付近まで売られたあとは、買いが優勢になっている。ロンドン序盤には1.1576付近に高値を伸ばした。しかし、買いも続かず1.15台半ばへと押し戻されている。ドル円と同様にイラン関連の情報に振り回されている。ユーロ円は堅調。東京朝方の184.26付近を安値にロンドン序盤には高値を184.65付近に伸ばした。足元でも高値付近で推移している。対ポンドでは前日NY終値を挟んだ揉み合いとなっている。
ポンドドルは1.32台半ばでの取引。東京午前の1.3212付近を安値に買われ、ロンドン序盤には1.3285付近まで高値を伸ばした。しかし、買いは続かず1.32台半ばへと押し戻されている。ポンド円はユーロ円とともに底堅く推移。東京午前の211.24付近を安値に、ロンドン序盤には211.88付近まで上昇。その後は買い一服も211円台後半で推移している。ユーロポンドは0.8712から0.8726までの狭いレンジで揉み合っている。全般に中東情勢をにらみつつ、ドル相場中心の展開となっている。
minkabu PRESS編集部 松木秀明
執筆者 : MINKABU PRESS
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