ドル円、159円台後半に戻す 明日の期限までのニュース待ち=NY為替概況
ドル円、159円台後半に戻す 明日の期限までのニュース待ち=NY為替概況
きょうのNY為替市場、NY時間に入ってドル円は買い戻しが強まり、159円台後半に戻した。東京時間からNY時間にかけての下げを一気に取り戻す展開。ただ、160円には慎重なようだ。
引き続きイラン情勢に神経質になる中、トランプ大統領の会見が伝わり、強硬姿勢を堅持していたほか、イラン側も米国からの停戦案を拒否し、恒久的な戦闘停止を求めていた。流動的な状況に変化はなく、いずれにしろ、明日夜の期限までのニュース待ちの状況。
ユーロドルは、NY時間に伸び悩んだものの、本日は買い戻しが膨らみ、一時1.1570ドル付近まで上昇。欧州勢がイースターマンデーで不在の中、ユーロドルは買い戻されている。本日の21日線が1.1545ドル付近に来ているが、その水準を回復する場面も見られた。今年1月末以降の下げトレンドは継続しているものの、底堅さも見え始めている。ただ、イラン情勢の混乱で上値に慎重な様子にも変化はない。
一方、ユーロ円は買い優勢で184円台での底堅い値動き。100日線を下支えとし、上昇トレンドを継続している。
週末にECB理事のスレイペン・オランダ中銀総裁の発言が伝わっていたが、次回の理事会では、利上げか据え置きかが議論の中心になる見通しだと述べた。金利見通しについては「据え置きか、引き上げかのいずれかになるだろう。それが議論になると思う。その時点では新たなデータも出てくるが、その量は限られている」と語った。
ポンドドルもNY時間に入って伸び悩んだものの1.32ドル台は堅持している。1.32ドルを下回ると押し目買いも入るようで下支えされている。下向きのトレンドに変化はないが、英中銀の利上げ期待が浮上する中、ポンドは底堅さも見せている。一方、ポンド円は買戻しが優勢となっており、100日線でサポートされる展開を継続。
米大手銀のエコノミストは、エネルギー価格の高止まりを背景に英中銀は年内2回の利上げを実施する見通しだと指摘した。従来は2回の利下げを予想していた。同エコノミストは「エネルギー価格が年内を通じて高水準で推移し、さらに上昇するリスクもある」とし、6月と7月にそれぞれ利上げを行い、政策金利は4.25%に達すると予想している。
ただ、今月の政策委員会(MPC)については、インフレの持続性や二次的影響を判断するには時期尚早とも指摘。「状況は流動的で、スタグフレーションの状況は英中銀に難しい判断を迫る」とも述べた。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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