来週のFOMC控えドル円小動き、オセアニア通貨は軟調=東京為替前場概況
東京午前のドル円は108円前半で小動き。来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて積極的な売買が見送られている。今晩の米小売売上高の結果次第では目先の米利下げ観測が強まる。米小売売上高の伸びは昨年から失速気味。
ユーロ円は122円前半、ポンド円は137円前半で小動き。ユーロドルは1.12ドル後半、ポンドドルは1.26ドル後半と、対ドルでも欧州通貨は小動き。
豪ドル円は74円後半、NZドル円は70円後半まで下落。豪ドル円は1月以来の安値を更新。ドルやユーロに対してもオセアニア通貨は下げている。豪州やNZには他の主要国と比較して利下げする余地が多いことから、利下げ観測が強い現在のような局面では売られやすい。
minkabu PRESS編集部
執筆者 : MINKABU PRESS
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