反落、米国はロシア追加制裁の発動を猶予=NY原油概況
NY原油先物8月限(WTI)(終値)
1バレル=66.98(-1.47 -2.15%)
トランプ米大統領がロシア制裁を月曜日にも強化するとの思惑のなか、相場は上値を試す場面があったが、同大統領はロシアが50日以内にウクライナ停戦に合意しない場合、ロシアと取引する第三国に対して100%の関税を課すと表明し、9月上旬までの猶予を設けたことが重しとなった。市場参加者が警戒していた制裁や関税の即時発効は見送られた。
時間外取引で8月限は69.65ドルまで上昇し、3週間ぶりの高値をつけたが買いは続かず。通常取引開始にかけて失速するとマイナス転換し、通常取引終盤にかけては66.84ドルまで下げ幅を広げた。
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執筆者 : MINKABU PRESS
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