アジア株 香港株急上昇、エヌビディアが中国販売再開へ 上海株は急落、不動産株に売り
アジア株 香港株急上昇、エヌビディアが中国販売再開へ 上海株は急落、不動産株に売り
東京時間11:07現在
香港ハンセン指数 24510.51(+307.19 +1.27%)
中国上海総合指数 3498.85(-20.98 -0.62%)
台湾加権指数 22713.96(+98.99 +0.44%)
韓国総合株価指数 3204.02(+1.99 +0.06%)
豪ASX200指数 8614.70(+44.30 +0.52%)
アジア株は上海を除いて上昇。
トランプ関税政策への警戒感から小動きで推移していたが、エヌビディア報道を受け香港株は急上昇している。韓国株と台湾株はプラスに転じている。
エヌビディアのファンCEOは中国であす開催される中国国際サプライチェーン促進博覧会(CISCE)に出席する際に説明会を開き、9月から中国向けAIチップを発表するという。ブルームバーグによるとエヌビディアは中国で「H20」販売再開の許可が得られる見込みだという。同報道を受け米株先物は急反発、ナスダックは一時0.6%上昇した。これを受けアジア株も上昇、ハイテク関連に買いが集中している。
香港株は約4カ月ぶり高値をつけている。快手科技や美団、ネットイース、アリババ、バイドゥ、テンセントホールディングスなどハイテク関連が総じて上昇。
上海株は急落、弱い住宅統計を受け不動産株が大幅下落している。中国6月の新築住宅価格は前月から下落幅が拡大し、昨年10月以来の低い低下率となった。中古住宅価格も下落幅が拡大、昨年9月以来最大の下落幅となった。

執筆者 : MINKABU PRESS
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