日銀副総裁から明確なシグナル出ず 市場はジャクソンホール田村氏を警戒
日銀副総裁から明確なシグナル出ず 市場はジャクソンホール田村氏を警戒
ドル円は159.30円台。警戒されていた氷見野日銀副総裁の講演は利上げに前向きな姿勢を示すも、9月会合に向けた明確なメッセージは出なかった。明確な発言がなかったため円は再び下落している。
ジャクソンホール会合に植田日銀総裁の代わりにタカ派で知られる田村審議委員が出席することから、海外勢は日銀が国際舞台でタカ派メッセージを発信するのではないかと見ているようだ。
田村氏が必ずしも植田総裁の考えを述べるとは限らないとの指摘が聞かれる。実際、昨年のジャクソンホール会合でパウエルFRB議長が利下げに前向きな姿勢を示したさいも、FRBの複数メンバーからはインフレ再燃を警戒し、利下げに対する慎重な声が相次いだ。
予想上回るCPIに加え家計支出急増を受け、豪中銀の9月利上げ観測が急浮上している。
7月家計支出は前年比で7%増加、約3年ぶりの高い伸びを記録した。大手金融機関は相次いで年内据え置き・早期利下げ開始予想を撤回し、11月利上げ予想に転じている。ドイツ銀行など一部は9月の利上げを予想、GSなども早ければ9月利上げもあり得ると見ている。
執筆者 : MINKABU PRESS
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