円、日本のファンダメンタルズ改善でやや上昇する可能性 財政巡る懸念は行き過ぎ=NY為替
その後、ドル円は159.35円付近での推移。ドルの戻り売りが続いており、ドル円はロンドン時間に158円台に値を落としていたものの、159円台に戻す展開。
円安の動きは依然として根強く、ドル円を下支えしている。本日も158円台に値を落とすものの、押し目買いに支えられている状況。ユーロ円やポンド円といったクロス円は上昇している。報道などを通じて日銀の9月利上げ期待は高まっているが、円相場の反応は鈍いようだ。
円安が根強く続いているが、欧州大手銀のストラテジストは「日本経済のファンダメンタルズ改善は、円がやや上昇する可能性を示している」と指摘している。日本の第2四半期の実質GDPは前期比0.3%増と予想を下回ったものの、名目では1.2%増となり、経済全体の物価上昇率が想定を上回ったことを示しているという。
これにより、日銀には9月か10月に再び利上げするよう求める圧力が続く可能性があり、円相場の支援材料になると述べている。
また、日本の財政状況を巡る懸念は行き過ぎていると指摘。日本の財政赤字はG10各国の中で最も低い水準の1国で、名目成長率の高さが税収増につながり、財政状況を改善させる可能性があるという。
USD/JPY 159.34 EUR/JPY 184.58
GBP/JPY 215.96 AUD/JPY 113.31
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。





