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ユーロ相場主導の展開、ユーロドル一時1.11台もロンドン時間は下げ渋り=ロンドン為替概況 

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ユーロ相場主導の展開、ユーロドル一時1.11台もロンドン時間は下げ渋り=ロンドン為替概況 

 ロンドン市場は、ユーロドルが下げ渋っている。週明けのマーケットはユーロドル相場主導の展開となっている。フランスの財政および政情不安の動きが、先週末まで仏債利回りが上昇、独仏債利回り格差拡大につながったことが、ユーロ売りを誘う格好で週明け相場が始まった。フランスの高校で授業環境に対する不満が爆発し、暴動が発生したとの報道もユーロ売り心理に影響したようだ。ユーロドルは東京市場で1.12台後半から1.11台後半へと約100ポイント幅で下落した。しかし、実際に欧州債取引が始まると仏債利回り上昇にやや調整が入り、市場は落ち着きをみせている。ユーロ相場には買戻しが入っており1.12台を回復している。ユーロドルの動きにつれて、ポンドドルも1.32台半ばから1.32台割れ水準で下に往って来いとなった。ドル指数は年初来高値を更新したあと、上昇一服となっている。ユーロ円は176円台前半まで下落したあと、178円台を回復。ポンド円は208円前半を安値に209円付近まで買い戻された。ユーロは対ポンドでも下落しており、ロンドン時間の戻りも限定的。欧州株では仏指数の下落が突出する一方、英独指数は小動き。米株先物は時間外取引で先週末の上昇の反動でマイナス圏で推移している。

 ドル円は158円付近での取引。東京午前に157.44付近まで下押しされたあと、午後にかけて158.17付近まで上昇し、ここまでのレンジを形成した。その後はロンドン序盤に157.50台まで再び軟化したあと、158円付近へと下げ渋っている。ユーロ売り主導となるなかで、ドル円はドル買いと円買いの動きが交錯し、方向性に乏しい展開になっている。

 ユーロドルは1.12付近での取引。東京早朝の1.1261付近を高値に、東京午後にかけて1.1161付近まで下落した。しかし、その後は買戻しの流れに転じており、ロンドン時間には1.1220付近まで反発した。ユーロ円も178.03付近を高値に176.22付近まで下落したあと、ロンドン時間には177円台を回復する動きをみせている。対ポンドでもユーロ売りが優勢。先週から仏債売りが強まった流れを受けて週明けのアジア・東京市場でもユーロ売り圧力が先行したが、週明けの欧州債市場で、仏債利回りの上昇が一服したことでユーロの買い戻しを誘った格好。ただ、根本的な状況には変化はみられていない。仏債動向に視線が集まるなかで、一連の欧州非製造業PMI確報値の結果には特段の反応は見られなかった。

 ポンドドルは1.32台前半での取引。東京朝方の1.3250付近を高値に、東京昼にかけて1.3190付近まで下落。その後は買戻しに転じると1.3230台まで反発した。ポンド円は東京朝方の209.20付近を高値にロンドン朝方にかけて208.24付近まで下落。その後は209円付近まで買い戻されるなど下に往って来いの動き。ユーロポンドは東京朝方の0.8508付近を高値に下落し、ロンドン序盤にかけて0.8458付近まで安値を広げた。その後は、やや下げ渋りも依然として上値重く推移している。対ユーロでの値動きが中心となるなかで、英非製造業PMI結果には反応は見られず。 

minkabu PRESS編集部 松木秀明

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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