ドル円、161円台後半で上下動 ドル高・円安期待は根強い=NY為替序盤
きょうの為替市場、ややドル高が優勢となる中、ドル円は161円台後半での上下動となっている。
東京時間に円高が強まる場面が見られた。「骨太の方針」の原案を巡り、日本政府が金利を低く誘導しようとしているといった報道を、木内成長戦略担当相が「そのような事実は全くない」と否定したことが材料となった。ただ、市場のドル高・円安期待は根強く、下がったところでは投機筋およびファンド勢が押し目を拾っている模様。
日銀の利上げについては、想定される中立金利水準からすれば、せいぜいあと1回か2回で、ターミナルレート(最終到達点)に接近している状況とも言える。短期金融市場でも年内1回の利上げを完全には織り込めていない状況。現在の日本のインフレ状況からすれば、利上げを急ぐ必要性はないと見られている。
そのような中、FRBの利下げモードが復活しない限りにおいては、ドル円の方向展開は難しく、それまでの間は円キャリー取引と日本の当局の介入警戒との綱引きの中、ドル円は緩やかな上昇が続く可能性もありそうだ。
日本時間23時のNYカットでのオプションの期日到来は162円と162.50円に観測されている。
7日(火)
162.00(22.0億ドル)
162.50(8.2億ドル)
9日(木)
163.00(17.1億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
執筆者 : MINKABU PRESS
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