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午前は城内発言に円買い、午後は円買いとドル買い=東京為替概況

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午前は城内発言に円買い、午後は円買いとドル買い=東京為替概況
   
 城内経済財政相は7日の閣議後記者会見で、政府の「骨太の方針」原案が日銀の利上げを牽制しているとの見方について、「趣旨と異なる受け止めで、誤解だ」と発言。「政府が低金利誘導を促しているという報道もあるが、そのような事実も全くない」と否定した。これを受けて市場では円買いが強まり、ドル円は162.10円前後での推移から161.70円前後まで急落。その後は少し買い戻されたものの、162.00円を付けきれずに推移した。
  
 午後に入ると、日本国債30年物の入札が好調な結果となった。応札倍率は4.55倍と、前回の2.94倍から一気に上昇。この結果を受けて国債売りへの警戒が後退する形で円買いが優勢となり、ドル円は161.68円まで下落した。しかしその後は、中東情勢をにらんだドル買いに押されて反発。イランのアラグチ外相が「脅迫が続く限り、最終合意に向けた協議は開始されない」とトランプ米大統領の発言に反発したことで、有事のドル買いが入っている。
  
 ユーロドルは、午前中の1.1440ドル前後でのもみ合いから、午後はイラン情勢を警戒したドル高に伴い1.1425ドルまで下落。ポンドドルも1.3400ドル近辺から午後に1.3375ドルを付けるなど、全般的にドル高の動きが強まった。
  
 ユーロ円はドル円同様、午前中の城内発言に伴う円買いで185.50円前後から185.10円前後まで急落した。その後185.30円前後まで反発したものの、午後に入ると30年債入札を受けた円買いや株安を受けたリスク警戒の円買い、対ドルでのユーロ売りに押され、一時184.94円まで押し下げられた。その後は185.10円台まで買い戻されている。
  
 ポンド円は前日の上昇の流れを引き継ぎ、午前中に217.22円を付けた。しかし、城内発言による円買いで216.67円まで急落。その後の戻り局面では217円台を回復できず、午後は30年債入札を受けた円買い、イラン情勢をめぐるリスク警戒の円買い、さらに対ドルでのポンド売りにさらされて216.53円まで下落した。その後は216.80円台まで買い戻されている。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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