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【本日の見通し】円安の動きが優勢か

為替 

【本日の見通し】円安の動きが優勢か
   
 昨日のドル円は朝から堅調な展開。東京午後から上昇が加速し、海外市場では一時162.40円台まで上値を伸ばした。NY午後は少し調整の動きもみられたが、162円台を維持するなど底堅い動きを続けている。先週の米雇用統計の弱い結果を受けて米国の早期利上げ期待が後退し、一時ドル売りが強まったものの、日本側でも利上げ期待が後退していることで日米金利差を狙った円キャリー取引の継続が意識され、ドル円の支えとなっている。今夜のスペースXのナスダック100指数採用や、10日のSKハイニックスの米国上場などの材料もあり、ハイテク中心の株高が進んでいることも、ドル円・クロス円の押し上げ要因となる。
  
 ドル円はこの後も上値を追う展開が見込まれる。今週はそれほど目立った指標発表予定はなく、トレンドが継続しやすい。為替介入への警戒感はあるものの、当局に目立った動きは見られず、162円台に突入しても市場が過度に委縮している印象はない。ドル円は161.50-162.50円レンジを中心に、次の流れを見極める展開となりそう。
  
 ユーロドルはドルの買い戻しを受けて1.1410ドル前後まで下げた後、NY午後に反発を見せた。この後も1.14台中心の推移が続くとみている。
  
 ユーロ円はドル円の堅調さもあって値を保っている。株高の動きを受けた円売りもクロス円の支えとなっており、この後も底堅い推移が見込まれる。185.00円前後がサポートとなりそう。
  
 ポンドドルは1.33台前半から1.3400ドルに迫る動きとなった。英国の政治情勢を受けて一時売りが出た状況からの反転買いが続いている。新首相就任がほぼ確実なバーナム前グレーターマンチェスター市長が財政規律を強調したことで、一時の警戒感が後退し、反転につながった流れがまだ続いているとみられる。この後も、しっかりした動きが続きそうな地合いとなっている。1.3500ドルが大きなターゲットとなる。
  
 ポンド円は217円台に乗せてきている。高値警戒感があるものの、ポンド買い、円売り両面から上昇しており、流れはまだ上方向と見られる。ドル円の介入があるかどうか次第ではあるが、中期的に220円を意識する展開を見込んでいる。
  
MINKABUPRESS 山岡

MINKABU PRESS

執筆者 : MINKABU PRESS

資産形成情報メディア「みんかぶ」や、投資家向け情報メディア「株探」を中心に、マーケット情報や株・FXなどの金融商品の記事の執筆を行う編集部です。 投資に役立つニュースやコラム、投資初心者向けコンテンツなど幅広く提供しています。

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