午後にかけてドル安円安=東京為替概況
午後にかけてドル安円安=東京為替概況
昨日は介入警戒感による円高と、米雇用統計後のドル安という「2段階の材料」で下落したドル円だが、海外市場で160.64円を付けた後、本日の東京市場は少し買い戻されて始まり、朝方には161.52円まで上昇した。もっとも、昨日介入警戒感で160円台まで急落した後に雇用統計直前まで買い戻された水準(161.64円)には届かず、昼前には再び160円台に乗せるなど上値の重い展開となっている。弱い米雇用統計の結果を受けて米国の早期利上げ期待が後退し、ドル全般に売りが出やすい地合いとなっていることが、ドル円の上値を抑える要因となった。
その後はすぐに161円台に戻し、161.20円前後でもみ合う展開となった。ロンドン勢が本格参入する時間帯に入ると再び160円台を付ける場面もあったが、仕掛け的な動きは長続きせず、総じて限定的な値動きにとどまっている。この後は米国市場が独立記念日の振替休日で休場となるため、市場参加者の減少による流動性低下(薄商い)に伴う突発的な動きへの警戒感もくすぶっている。
ユーロドルは昨日、米雇用統計後のドル安を受けて1.1473ドルまで上昇したものの、その後は東京朝方にかけてじりじりと値を落とす流れが続き、1.1421ドルを付けた。ただ、その後は再び反発に転じ、午後には1.1455ドルまで買い戻されている。
ポンドドルも同様の推移をたどっており、昨日の雇用統計後に1.3385ドルまで上昇した後は、今朝方に1.3335ドルまで反落。しかし午後に入ると1.3377ドルまで反発する動きを見せている。
ユーロ円は、昨日の介入警戒感に伴う円買いで183.78円を付けた後、やや買い戻される流れとなっている。方向感を欠く展開ではあるものの、本日は朝方の安値184.08円から、一時184.57円まで上昇する場面が見られた。
ポンド円は、昨日の海外市場で214.64円を付けた後、いったん215.40円前後まで買い戻された。しかし、対ドルでのポンド売りも重石となり、朝方には214.83円まで下落。その後は再び底堅さを見せ、215.46円まで反発している。
MINKABUPRESS 山岡
執筆者 : MINKABU PRESS
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